タイトルの通り、Hugoという静的ブログエンジンにブログを 移行した。とは言っても、ブログを書くのは4, 5年ぶりなのでもはや移行したという言葉 はふさわしくないかもしれない。さらに以前のブログのコンテンツは捨てたので再開 した、あるいは開始したというべきだろう。
なぜHugoなのか
OctopressからHugoへ移行したという ブログポストを読んで良さげな感じだったから。理由もほとんどそこに書いてあること と一緒なんだけど、一応ここにも書いておくと、こんな感じになる:
- 記事の生成時間が速い
- Go言語製
- これから流行りそうな雰囲気が出ているので、流行りに先乗りする
- サーバのセットアップが最小限で済む
- テーマ周りがシンプルで、自作のテーマがを作りやすそう
ちなみにnode.js製のGhostというブログエンジンも検討対象 に入っていた。実はGhostに少しだけコントリビュートしたこともあるんだけど、 採用するのはやめた。やはりプログラマとしては、静的ファイルジェネレータの方が 色々と都合が良いと思ったためだ。
Hugoでのブログの始め方
ブログを構築した際の手順をここにメモしておく。
まず、hugoのバイナリをインストールする。MacならHomebrewでインストールできる。
$ brew install hugo
次に、ブログのディレクトリを作成して初期化する。
$ hugo new site path_to_your_blog
そして、テーマをインストールする。Hugoのテーマはspf13/hugoThemes
という
リポジトリにsubmoduleとして集約されていて、このリポジトリをcloneすると全ての
テーマを落としてくることができる。もちろん、使いたいテーマが決まっているの
なら、そのテーマだけthemes
の中にcloneすれば良い。
$ cd path_to_your_blog
$ git clone --recursive https://github.com/spf13/hugoThemes.git themes
これでインストールは終わったので、記事の作成を始められるんだけど、さらに必要に応じて
config.toml
に書かれている設定を編集しておく。記事の作成は、hugoのサブコマンド
で行う。
$ hugo new post/first.md
作成したMarkdownファイルを編集したら、次のコマンドでプレビューができる。
$ hugo server -t テーマ名 -D
これでローカルでウェブサーバが立ち上がり、ブラウザで生成したブログのプレビュー
ができる。-w
オプションを付けて起動するとディレクトリの変更を監視してauto
reloadもできるので非常に快適に執筆ができる。
生成したファイルはpublic
以下にあるので、これらをGitHub Pages/S3/VPSなどで
公開すれば良い。GitHub Pagesに上げる手順はhugoのドキュメントに
詳しく書かれているので、
これがおすすめ。他の色々なドキュメントも同じサイト
にまとまっているで、これを読めばすぐに使い始められると思う。